ハヤカワepi文庫「怒りの葡萄」装画の場合

『MJイラストレーションズBOOK』(所属していたイラストレーションスクール発行の本)を見て頂いた、早川書房デザイン室の河合様から装画依頼のご連絡がありました。
締め切りなどを確認し、頂いた原稿を読み進めつつ、早川書房にて打ち合わせ。
過去の絵を参照頂いたり、小説の内容からラフのイメージを相談させて頂きました。
その後にお送りしたラフ例↓
上巻は主人公が佇む様、下巻は家族を乗せてルート66を横断する風景。

 

文庫装画として帯の入る位置や色のバランスも含め、相談させて頂きながら進めました。
もちろん資料として映画や本を閲覧し、実際の時代背景に近い車が見れるモーターショーなどにも行きました。

初めにお送りした絵は、人物に威圧感があり手に取りづらい印象になるとのご指摘から、描き直したもので最終入稿となりました。立体感のある絵なので、原画を直接お持ちし撮影して頂くことに。

名作の新訳版という事で、タッチを出した厚みと、しかし重くなりすぎない様に意識しました。
方向性も含めデザイナーの河合様に大変助けて頂き、勉強になりました。
装画として本に関われる喜びも感じ、今後も仕事が頂ける様に頑張ろうと思いました。

こちらは初めにご連絡頂いてから原画をお渡しするまで2週間程度のスケジュールのお仕事でした。